Note

WordPress に Google 口コミをスライダー形式で表示する

Trustindex の Widgets for Google Reviews プラグインを使って、固定ページに Google 口コミをスライダー表示する手順をまとめます。

最終更新:2026年6月10日

WordPress の固定ページに、Google ビジネスプロフィールに投稿された口コミをスライダー形式で表示する手順です。Trustindex が提供する「Widgets for Google Reviews」プラグインを使います。Place ID の取得から、Trustindex 側のレイアウト・表示項目の選定、ショートコードの貼り付けまでを順に扱います。

使用するもの

項目内容
WordPress固定ページに口コミスライダーを表示するための基盤
Widgets for Google Reviews開発元 Trustindex のプラグイン。管理画面では「Trustindex.io」として表示される
Google Place ID表示したい店舗・会社の口コミを特定する ID

全体の流れ

  1. Widgets for Google Reviews をインストール・有効化する
  2. Google「Place ID Finder」で Place ID を取得する
  3. Trustindex 側で Google 口コミを接続する
  4. レイアウトで Slider を選ぶ
  5. スタイルと表示項目を調整する
  6. ショートコードを発行する
  7. 固定ページにショートコードを貼り付ける
  8. プレビューと実ページで表示を確認する

1. プラグインを導入する

WordPress 管理画面で操作します。

  1. プラグイン新規追加
  2. 検索欄に「Widgets for Google Reviews」または「Trustindex」を入力
  3. インストール有効化

有効化後、左メニューに Trustindex.io が表示されます。

2. Place ID を取得する

Google が提供する「Place ID Finder」で取得します。

  1. 口コミを表示したい店舗名・住所で検索
  2. 候補を選択すると地図上に Place ID が表示される
  3. 文字列をコピーして控える

Place ID は ChIJTY5tejrnGGARh0F0wLtzeOk のような形式の英数字列です。

3. Google 口コミを接続する

  1. WordPress 左メニューの Trustindex.io を開く
  2. 接続する ボタンを押す
  3. 取得した Place ID を貼り付けて接続

接続が成功すると、店舗名や住所、口コミの一覧が Trustindex 側で確認できます。

4. レイアウトを選ぶ

レイアウト一覧から Slider 系を選択します。

  • Slider I
  • Slider II
  • Slider III
  • Slider V

実際に固定ページに埋め込んで見た目を比較し、サイトの雰囲気に合うものを選ぶのが分かりやすい進め方です。

5. スタイルと表示項目を調整する

主な設定項目と、最初に試す設定の目安です。

項目初期設定の目安理由
レビューを書くボタン任意集客導線を残したいなら ON
ナビゲーション矢印ON 推奨スライダーらしさが出る
プロフィール画像ON 推奨レビューカードらしく見える
Google ロゴON 推奨Google 口コミだと伝わりやすい
星評価ON 推奨直感的に伝わる
レビュー返信表示初期は OFFカードが長くなりやすい
検証バッジ比較して判断信頼感の補助になるが、意味は伝わりにくい(後述)

6. ショートコードを発行する

設定が決まったら、Save and get code(「コードを保存して取得する」)ボタンを押してショートコードを取得します。

[trustindex no-registration=google]

7. 固定ページに貼り付ける

ショートコードを貼り付けるブロックの種類に注意します。「段落ブロック」ではなくショートコードとして解釈される場所に貼り付ける必要があります。

固定ページの構成例:

# Google クチコミ

実際に Google に投稿された口コミを掲載しています。

[ここに Trustindex のショートコードを貼る]

8. 表示確認をする

公開前に以下を確認します。

  • 口コミが正しく表示されるか
  • 左右の矢印でスライドできるか
  • Google ロゴ、星評価、レビュー件数が表示されているか
  • スマートフォン幅で崩れないか
  • プレビューと実ページで見え方に差がないか

Trustindex の検証バッジを表示するかどうか

スライダーの近くに表示できる「Trustindex によって検証されました」というバッジは、Trustindex 側が「このウィジェットを通じて Google 口コミを表示している」ことを示す Trustindex 独自の表示です。Google 公式の認証ではありません。

表示するメリット

  • 外部サービスを使って埋め込んでいることが伝わる
  • 見た目の信頼感を補強できる

表示しないメリット

  • 一般の読者には意味が伝わりにくい
  • Google 公式認証と誤解される可能性がある
  • シンプルさを優先したい場合は省略できる

判断に迷う場合は、まずバッジ無しで完成形を作り、その上で表示有無を比較する方が安全です。読者により伝わりやすい要素は、Google ロゴ・星評価・レビュー件数・「Google クチコミ」という見出しの組み合わせです。

よくあるつまずきポイント

症状原因と対処
ショートコードが反映されない段落ブロックに貼っている可能性。ショートコード用のブロックや、ショートコードとして解釈される領域に貼り直す
口コミが表示されないPlace ID の店舗選択ミスやコピー漏れ。Place ID Finder で再確認する
設定が反映されない保存前に画面を閉じてしまった可能性。設定後は必ず保存してショートコード取得まで進める
公開後に見え方が違うプレビューだけで判断していた可能性。プレビューと実ページの両方で確認する

トラブル対処:ロリポップで遭遇した 403 エラー(WAF 誤検知)

ロリポップ上の WordPress で Trustindex の 接続 ボタンを押した際に、403 Error / Forbidden access が表示される現象に遭遇しました。原因はロリポップの WAF(Web Application Firewall)が Trustindex の接続処理を SQL インジェクション系の不正通信として誤検知し、ブロックしていたことでした。

ローカル環境(Local など)では WAF が動いていないので発生しませんが、レンタルサーバーで同じ事象に遭遇したときの参考として整理します。

症状と確認できたこと

  • Place ID 自体は正しく認識されており、店舗名・住所は表示されていた
  • Connect ボタンを押すと 403 エラーが表示される
  • WAF 検知ログに以下が記録されていた
    • URL:wp-admin/admin.php?page=wp-reviews-plugin-for-google/settings.php
    • URL:wp-admin/admin-ajax.php
    • 検出シグネチャ:sqlinj-9sqlinj-10

設定画面や Ajax 通信が「SQL インジェクション系の危険な通信」に見えてしまい、ブロックされていました。

解決手順

  1. ロリポップのユーザー専用ページにログイン
  2. セキュリティWAF 設定 を開く
  3. 対象ドメインの WAF を一時的に無効化
  4. 数分待って設定反映を待つ
  5. WordPress 管理画面に戻り、Trustindex で Place ID を入力して Connect を再実行
  6. 正常に接続できることを確認
  7. ロリポップ側で WAF を再度有効化
  8. 口コミ表示に問題がないことを確認

接続作業時のみ WAF を一時的に無効化する対応で完了します。再有効化後も、すでに完了した接続は問題なく動作しました。

WAF とは

WAF は Web Application Firewall の略で、Web サイトへの通信内容を監視し、危険そうな通信をブロックする仕組みです。SQL インジェクション、クロスサイトスクリプティング、不正なパラメータ送信などから WordPress 本体を守ります。

一般的なファイアウォールが IP やポートなど通信経路の制御を主に行うのに対し、WAF は Web 通信の中身(URL パラメータ、フォーム送信内容、POST データ、Ajax 通信など)を検査します。

便利な機能ですが、正常な処理を誤検知してブロックすることもあります。今回はその典型的なケースでした。

同じようなトラブルの見分け方

以下のような現象が出たときは WAF を疑う価値があります。

  • 特定の保存ボタンだけ 403 になる
  • プラグインの外部接続だけ失敗する
  • 通常表示は問題ないが、設定画面の操作だけ失敗する
  • サーバーの WAF ログに検知記録が出ている

WAF ログに sqlinjxsswafadmin-ajax.phpwp-admin 関連 URL の記録があれば有力な手がかりです。

まとめ

WordPress に Google 口コミスライダーを設置する基本手順は次の通りです。

  1. Widgets for Google Reviews を導入
  2. Place ID を取得
  3. Trustindex で接続
  4. Slider レイアウトを選択
  5. 表示内容を調整
  6. ショートコードを発行
  7. 固定ページに貼り付け
  8. 表示確認

検証バッジは必須ではなく、Google ロゴ・星評価・レビュー件数・スライダー表示の組み合わせが読者に伝わりやすい構成です。レンタルサーバー上で 403 エラーに遭遇した場合は WAF の誤検知を疑い、接続作業時のみ一時的に無効化する対応が有効です。