Note
実践・意思決定の見取り図(私の道具箱)
世界観や価値観を所与として、具体的な選択に当てるために私が使っている意思決定の道具をまとめた、実践・意思決定シリーズの目次です。
最終更新:2026年6月18日
このシリーズは、私が採用して使っている意思決定の道具をまとめたものです。
世界観・価値観・スキーマの3シリーズが「私の自己モデル」(私が何を信じ、何を大切にし、何に邪魔されるか)であるのに対して、このシリーズは、それらを所与として具体的な選択に当てる「道具箱」です。道具そのものは一般的で、他の人にも転用できます。各記事は、一般的な枠組みを示しつつ、私がそれをどう使っているかを添える形で書いています。
各記事への入口
1. 期待値思考(不確実な選択肢を比較する補助線)
成功確率・影響の大きさ・下振れ・情報価値などを見落とさないために、不確実な選択肢を比較する姿勢を整理します。社会的影響の評価軸、限界的影響、テストの梯子、プラン A/B/Z などを扱います。
2. 自律性と動機づけ(同じ行動でも「出どころ」で変わる)
自己決定理論(SDT)の動機づけの連続体を使って、行動の「出どころ」が自律性とウェルビーイングを左右する、という見方を扱います。
3. 労働の価値(3つの評価レイヤーで見る)
労働を、社会側・自分の強み・自分のウェルビーイングの3つのレイヤーに分けて評価します。「社会的に価値が高いから自分が担うべき」という飛躍を避けるための道具です。
4. 障害と合理的配慮(連続量と制度的な線引き)
「合理的配慮はつらさ比べに過ぎないのか」という疑問を、障害が連続量であることを認めたうえで、制度的な粗視化・重みづけの急峻さ・誤りのコストの非対称から整理します。
5. 思考実験の直観をどこまで信じるか(実現可能性の段階)
思考実験が引き出す直観を、設定の実現可能性の段階で重みづけて扱う、という認識の道具を、経験機械を例に整理します。
使い方
これらの道具は、単独でも使えますが、前提として価値観シリーズ(何を大切にするか)と世界観シリーズ(事実認識の土台)を読むと、背景がつながります。道具はいずれも暫定的なもので、実際の選択と観察を通じて更新していく前提で使っています。